2010年2月8日月曜日

同居人はニカラグア人

我が家はオープンスペースのようなものでして、よく同居人がいたりします。

実はいま、また同居人がいます。
彼女はアメリカ国籍だけど、もともとはニカラグア出身。人生のほとんどをアメリカで過ごしながらも、出身地を聞かれると必ず「ニカラグア」と答えます。それが彼女のアイデンティティ。

彼女と私は同じ機関の同僚ですが、所属部局は違うし、年齢も15歳ほど違います。出会いは、私がジュネーブに来てすぐに、所属機関のインターネット掲示板で自転車を探していて、で、彼女が広告を出していたので、おうちまで自転車を見せにもらいに行って。結局その自転車は私には大きすぎたんだけれど、彼女は親切に、私が自転車を買えそうな場所を色々探してくれて(ってこの話、以前書いた気がする。二度目だったらごめんなさい)。話しているうちに、どちらも微生物をやってた経験があり、どちらもスポーツ大好きで、特に彼女はこれまで日本人と仕事上の縁があるらしく、いつしか年齢さを感じないほど仲良しになり、一緒に山へ登ったり、テニスしたりするようになったのでした。

そんな彼女、お仕事の契約が終わり、親姉妹の待つマイアミに戻ることになったのですが、借家の契約上、最後の1週間滞在先がないことが分かり、うちにステイしてもらっておるのです。

で、忙しい中ニカラグア料理を作ってくれました。豆をぐつぐつ。本当はトルティーヤと一緒に食べるらしいのですが、今日はパンで。



このスープが翌日にはチャーハンに早代わり。ご飯と混ぜてフライしたガヨ・ピント。美味しくてお代わりしてしまったけれど、あとから豆の繊維が腹で膨れて、おなかが風船のようになって、たいそう苦しゅうございました。彼女いわく、豆とチーズを一緒に食べると、特にガスが出るらしい。



そしてニカラグア風タコス。「日本の南にある沖縄という島には、タコライスっていう、ようはタコスとライスを混ぜ混ぜする料理がある」という話をしたら、驚いてました。そりゃそうだわな、日本人(正確には沖縄人)のクリエーティビティーに座布団1枚。



次に彼女と会えるのは、いずこか。マイアミ、いつか遊びに行けるかなぁ。いつかどこかで一緒に仕事ができたらいいな。それまで私も頑張ろう。

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