先日、私とNamが修士課程を出たAIT(タイ)の同窓会@ジュネーブが開催されました。不思議なことに、ジュネーブにいるAIT出身者の9割はネパール人です。
そもそもの、ジュネーブにおけるAIT出身者との出会いは、遡ること数ヶ月前。WHOバドミントン部の中には、色々な国籍の人たちが入り乱れているんですが(所属機関も色々)、それまで半年ほど一緒に練習してたけど、身の程について詳しく話したことのなかったある1人のネパール人と、偶然一緒に体育館を出て車に向かうことがありました。で、どこで働いてるの?何人?前はどこにいたの?という質問から・・・
「前はタイにいたんだ」
「へー、私もタイに留学してたんだよー」
「へー、どこの学校?」
「AITっていうの」
「え?俺もだよ!」
と感動と興奮の出会いだったのです。しかも、住んでるマンションも隣でした。
しかも。もともと、AIT時代のクラスメートで仲良しだったネパール人Salataから、
「うちらの先輩ネパール人夫婦(どちらもAIT出身者)でね、奥さんがジュネーブで仕事見つけたから、だんなさんも一緒についていった、という人がいるよー」
って聞いてた奥さんが、この彼の奥さんだったことが判明。
そこで奥さんに繋いでもらうと、なんと私と同じ機関にお勤めで、オフィスが同じビルの、しかも同じ階で、まさに角曲がったところ、だったのです。
もうひとつの出会いは・・・仲良ししげちゃんが環境部署にお勤めで、その上司の一人がネパール人だと言う。そもそも、しげちゃんお勤め機関の環境部にAIT出身者のネパール人がいることを噂で聞いていたので「これは!!!紹介して!絶対先輩に違いない!」いうてDineshさんと繋げてもらって、これまた感動の出会いをしたのでした。
と、あれよあれよとAIT出身者がつながり。AIT出身者はみーんな家族みたいなもんなのです。今回の同窓会も、そんなDineshさんのおうちで開催され、ネパール人5家族と私たち、が集まりました。
中には同じ学科を出た先輩もいたり、共通の知り合いが結構いたり、集まったうち3人は同じ機関勤めだったり、と世界は狭すぎ、人類みな兄弟、を感じたのでありました。
これは大好きなネパール餃子モモ。皮がもちもち、辛いチャツネ(南アジアの漬物)を漬けて食べます。
これは国民性でありましょうか。居間に入った瞬間、男性と女性がくっきり分かれる。私は間に座って両方に首つっこんでましたけど。
でも途中からは、ギターが現れ、男女混合でのカラオケ大会が始まり、Namも参戦して、ベトナムの歌や日本の歌を歌ったり。
あー、楽しかったなぁ。AITに行って、本当によかったよ。なにより嬉しかったのが、頑張れば、国籍に関係なく世界で戦っていける、ってことを、みんなの存在が証明してくれていること。私たちも頑張るよー。
2010年5月10日月曜日
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うちの機関でもAIT派閥が拡大中。
返信削除ていうか、ここでも同窓会開催できる!!
俺の部屋のとなりはAIT出身ネパール人だし、上にはBhimいるし。。。
>toto
返信削除さすが、そこはね(笑)。でも、やっぱネパール人が多いでしょ。Bhimもいるんだ(笑)。ネパール人、優秀な人が多いし、真面目だし、精神的に落ち着いた人が多いからかな。政治的に国にまだ帰りにくい、っていうこともあるよね。