2010年5月30日日曜日

キムチ日記の結果大公開

そういえば、キムチを手作りした結果を、長いこと書き忘れておりました。

白菜丸ごと版と白菜切った版の2種類で比較実験したのでした。以下、レシピであります。

①お塩で白菜を一晩浅漬けして、軽く水でゆすいでおく。
②以下のものを、ビニール袋をかぶった手で、混ぜ混ぜして、ヤンニョムつくる。

にんにく(2欠片)すりおろし
生姜(親指1つ分)すりおろし
りんご(4分の1)すりおろし
煮干の粉末だし(適量)
子ネギみじん切り(適量)
唐辛子の粉(適量)
アミの塩辛の代わりに、日本食材屋で買ったイカの塩辛(缶コーヒー半分以上)



③白菜丸ごと版では、葉っぱの1枚1枚に、ヤンニョムをぬりたくる。



白菜切った版は、そのまま葉っぱのヤンニョムを一緒にモミモミする。

④1日室温で、その後冷蔵庫に移動して、ひたすら待つ。



⑤1週間後に開封(といいつつ、待ちきれず、実は毎日味見する)。



左が白菜切った版。右は白菜丸ごと版。



結果

白菜切った版は発酵が早いので、2,3日でもう旨い。でも1週間待つと、やや酸っぱくなってくる(こういう場合は、チゲ鍋にでもするべし)。白菜丸ごと版は、ゆっくり発酵するらしく、1週間後が甘みがあり、マイルドで、一番旨い!

結論


急いで食べたいときは白菜切って漬ける(ヤンニョムと混ぜ混ぜが簡単)。でも、じっくり、より美味しいキムチを作りたい場合は、白菜丸ごと版で1週間待つ。

おまけ

混ぜ混ぜに使ったボールは、永久に赤くなるので、注意。
それから、イカの塩辛がキーである。これが、キムチさんにすごいコクを与えること判明。
手作りキムチは、旨すぎて、1週間であっという間になくなりました。でも、思ったより作るの簡単だったので、イカの塩辛が手に入る限り、どしどし作りたいです(といいながら、その後1度も作っていない・・・)。

4 件のコメント:

  1. レポートありがとう!
    どうして、料理って、読んでるだけで楽しいんだろうね〜。
    「毎日味見をしてしまう」のは、とてもわかります。
    私は、レーズンを洋酒に漬けたりとか、豆腐チーズ(1、2日かけて水をきって、味噌を塗ったりする)とか、どんどん減っていって、できあがるころには、予定の半分以下しか残っていなかったりします。

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  2. >みどり

    ははは。キムチの結果、みどりに楽しみにしてるって言われてたなぁ、と、あなたのために報告しました!キムチ、思ったより、作るの簡単よ!まぁ、日本なら、安くて美味しいキムチ、たくさん売ってるから、作る必要ないけど。豆腐チーズってなに?おいしそうなんだけど!(とはいえ、こちらでは豆腐も高い・・・豆腐を手作りしている人がいるくらい、笑)。

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  3. えへへ。ありがとう。
    材料さえそろえば、けっこうキムチも簡単なのね。
    でも、そう言いつつ、私は作りたいわけではなく(ごめん!)、こういうレポートを読むのが楽しかったりするのだ。
    レシピ本とか、料理の手順が文章にちりばめてあるエッセイや小説を読むのが大好き。
    子どもの頃から、物語のなかのそういうところだけ、ピンポイントで何度も読み返したものです(笑)エルマーがサンドイッチを作るところとか。

    豆腐チーズは、豆腐を水切りして、味噌を塗って、数日おいたもの。
    チーズのような食感のある、ベジタリアンフードらしいんだけど、豆腐を水切りする(布巾やキッチンペーパーにくるんで、ザルにいれて一晩くらいおく。受け皿を忘れずに〜)と、クリームチーズみたいになって、その時点でお醤油をかけて食べたくなっちゃうのよ。

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  4. >みどり

    豆腐チーズ、面白いね。想像すると、美味しそう!とはいえば、こっちは豆腐は高級品だし、チーズは安くておいしいのが山ほど売ってあるので、豆腐チーズを作ることは当分なさそうです・・・(スイス、乳製品だけが安い、笑)。昨日、久々に冷奴食べて、感動したよー。ケーキみたい!

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