2010年5月19日水曜日

ワシントンDCつきました。

出張で、昨晩ワシントンに到着しました。ただいま朝6時半。

今回の出張はひとり。しかも、初あめりか。

飛行機は長かったにも関わらず、フラットシートで根っころびながら、貧乏根性丸出しでひたすら映画を見みまくってたら、寝る間もなく、あっという間に到着しました。

ダラス空港に到着したのが、20時半くらい。アメリカは荷物のチェックが厳しい、と言われていたのですが、全然なし。な~んだ、と思ったのもつかの間・・・別のところでザ・USAの洗礼を受けることになりました。

イミグレーションが長蛇の列。最初は15人くらいのイミグレ・オフィサーが数百人のお客さんを裁いていたにも関わらず、列がすすまん!で、1時間ほどたって、やっと残り100人くらいになったところで「10時だからシフト終了」といって、2人を残してイミグレ・オフィサー全員が、突然帰り支度始めるじゃないですか!!!

15の列にみーんな並んでいるのに、完全無視。こっちは「おいおい!」と突っ込むも、残る2つの列に殺到する以外に道なし。ここで、せっかく終わりが見えていたWaitingがまた振り出しに・・・(号泣)。

もう時差もあり(ジュネーブ時間の深夜3時)へとへとだっちゅうのに、イミグレ・オフィサー、いちいち、対応する客(?)とおしゃべりかましてるし・・・。おい!いいから、さっさと終わらせろっ!

みんなで怒り心頭・・・だったんだけど、それまで怒っていた人たちも、イミグレ・オフィサーの前に行くと、世間話して声上げて笑ったりして、それまでの怒りも忘れて「ばいば~い」と去っていく・・・。アメリカ人の不思議なパワーを見ました。

・・・と出だしは怒り心頭で「もうアメリカになんか来るもんか!」と思っていたのですが、その後は、その思いを新たにする出来事が3つ。

1)その1

さて、やっと荷物を取って外に出たのが22時半。聞きづてに、市内に出るバス停に来ると、殺到する乗客に対して、バスの運ちゃんが「レディーファースト!」と叫び、先の通してくれました。レディーでよかった。

2)その2

バス代は4ドルだったんだけど、50ドル札しかもっていなかった私。バス内では、両替できんという。が~ん。また外に出て、両替してくれる場所探すなんて、やだよ~、疲れたよ~、と頭の中で叫んだ瞬間、運ちゃんが

「誰か、50ドル、この子に両替してあげられるやつ、いるか~?」

と大声張り上げると、なぜか黒人ばっかりだった乗客のみんなが、必死に財布の中を探してくれて、結局丁寧に両替してくれたのでした。助かりました。まじで。

3)その3

やっと市内に到着したのが23時半。右も左も分からん私に、また運ちゃんが「どこ行くの?」「チャイナタウンにホテル予約してあるの」「じゃあ、そこのメトロのエスカレーター下って、グリーンラインで1駅だよ!」

そしたら、乗客の1人だった黒人のおじちゃんが「僕も同じホームに行くから」とガイドしてくれた。切符買う自販機の前で、意味わからず佇むと、おじちゃん、「チャイナタウンまでは1.4ドルだよ。ここにお札入れるんだ」と言って、複雑に見える自販機のボタンをかちかち押して、切符かって、つり銭渡してくれた。

そしたら、電車が来た音がして、2人で走って。おじちゃんは反対方面に乗るはずだったんだけど「この電車に乗って、2駅目を降りるんだよ!Good luck!」笑顔でばいばいしてくれたのでした。

初日の結論・・・アイ・ラブ・アフリカ。違う?

飛行機の中で見た映画の二つがアフリカものだったし、持ってきた本もアフリカに関する本(『ルポ資源大陸アフリカ』)で、頭の中がアフリカンだったときに、アフリカ系のみなさんのHumanityに出会って、イミグレーションで荒んでいた心が癒されました。

さて、お仕事へ乗り込んできます。向かう先はUSAID。ホテルから徒歩圏らしいので、お散歩しながら行きます(ホテルが中華街の真ん中で、疲れていたのが、醤油のにおいをかいで吹っ飛びました)。

今夜はお友達の知り合いの方に、明日の夜は、だんなさんの赴任でNYに来ている幼稚園・小学校の同級生ちーがDCまで会いに来てくれるので、15年ぶり?もっと?の再会。最終日の夜は、今月からたまたまDCで仕事を始めた友人Franciscoに会うのだ。

だから、仕事も頑張るのだ。ではでは~。

8 件のコメント:

  1. しょっぱなからアメリカの洗礼を受けたね、ひゃっひゃっひゃ。
    待ち行列も、一人一人おしゃべりも、意外と皆親切なのもアメリカ、、、
    そしてまた皆、意外と我慢強い。文句言いつつも受け入れてる。
    店員さんにかみついたり、JRの駅員さんにかみついたり、そういうのってないよねぇ。
    お仕事がんばれ〜

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  2. Welcome to America! って感じね。これに慣れると、日本人はサービスきっちりだけれど、意外に見ず知らずの人には冷たいかな、って感じるよ。いつまでいるの?

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  3. はろ~!ウエルカム・トゥ・ユーエスですね。
    DCは,静かだし,きれいだし,道が広いし,
    交通の便が良いし,美味しいレストランも多いし,
    その他諸々の理由で,僕のお気に入りの街の一つです。
    あ,でも,ダレス空港は遠くて嫌だなあ。
    お隣のボルチモアの空港の方が,
    アムトラックの駅とつながってて便利だったりします。

    アメリカ人が我慢強い。僕も同意します。
    行列は日本人の特権と思ってましたが,違いますね。
    さすがにラーメン屋では並ばないだろうけど・・・

    日常生活で,親切を感じる場面,結構多いですよ。
    とくに子供連れには,誰もがとことん優しいです。
    日本に帰ってきて残念だったのは,周囲の冷たさ。
    日本人が和を好んで,アメリカ人が利己的,
    というステレオタイプは,今や逆になっているかもね。

    ちなみに,空港の荷物検査が厳しいのは出発時ですよ。
    到着時はノーチェックじゃなかったかな?
    いずれにせよ,帰りは早めに空港に行った方が良いですよ。
    ダレスは小さい空港だから,そんなに混まないと思うけど。
    あ,でも,チェックインカウンターから搭乗口まで,
    かなり歩いた記憶があります。20分くらい・・・

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  4. あら、アメリカは初めてだったのね!
    私は、親戚や知人や弟をたずねて、一人旅したことあるけど、知ってる人も知らない人も、みんな明るく親切だった印象があるわ。
    日本人女性は幼く見えるから、余計に得なのかもね。
    (ちなみに私は大学生当時、14歳の少年に「同い年かと思った」って言われました。)
    仕事も順調にいくよう祈ってます!

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  5. >ちい

    おとといは、本当にどうもありがとう。とっても楽しかった!美味しく巨大なステーキと、店員さんのフレンドリーさがアメリカという国を象徴しているような気がするよ。幼稚園の頃から全く変わってないちいを見て、安心しました(って、私も変わってないんだろうけど、笑)。今度は日本で!那須にもご招待するわ!

    >じゅんじゅん

    アメリカ滞在は結局3日間だけでした。でも、まさに百聞は一見にしかず。待ち行く人々の親切さ、フレンドリーさと、ステーキの巨大さと、また超巨大スミソニアンが全て無料で見えてしまうところに、アメリカの国力の大きさと寛大さを見たよ。そして、タクシーの運ちゃんもみんな、元移民なのにアメリカが大好きな様子がすごく伝わってきた。すごい国だわ~。ありゃ、米と魚ばっかり食べてた日本は、戦争で勝てないわけだよ(笑)。

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  6. >なまはげさん

    あ~、なまはげさんがまだフィラデルフィアにいたら、DCで逢引できたのにね~。DCはおっしゃるとおり、綺麗だし、レストランも美味しかったです!親切な人が多いですよね。ある意味・・・途上国的!人々の距離の近さ、親切さに、東南アジアやアフリカと被るものがありました(笑)。日本も然りだけれど、ヨーロッパにも(特にフランス以北)も、ああいう人々の距離感はないですよね。アメリカ滞在が長くて、ジュネーブに赴任してきた友達みんなが、人々の不親切さ諸々にものすごくストレスを感じているのを日々見ているのですが、理由が大いに分かりました(笑)。ちょうど、途上国から東京に留学してきた子が、人々の冷たさに寂しさを感じるような・・・。

    ちなみに帰りの荷物もほぼノーチェックで、すごく早かったです。よかった。

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  7. >みどり

    そう、初めてだったの。一度もアメリカに興味持ったことなくて(というか、未だに先進国には興味がない・・・)、まぁ、いつか仕事で行くチャンスがあるだろう、と昔から思っていたので、旅行したことはなかったんだ。そしたら、ついにチャンスが!百聞は一見にしかずで、Good impressionで帰ってきたよ!すごい国だよ、アメリカ。みどり、弟くんがアメリカにいたんだ。知らなかったー。ちなみに、みどりは今でも14歳に見えます。ご安心を(笑)。お肌つるつるだし!

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  8. こちらこそ、忙しい中調整してくれてありがとよ〜!
    私もお宅のきれいなお母さんに久しぶりに会いたいわ。パパさまは覚えてないけれど、話を聞いていたら会ってみたくなっちゃった!

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