セネガルのダカールに来ています。
保健省チームと、ドナーたちと、アメリカの某研究所コンサルタントと共に、NTD対策国家政策の運営計画を細かく詰めて、予算案を完成させるのがタスク。
初日、まずはセネガルチームのチームワークの良さに感動。いくつもの疾患対策を統合して計画を立てるのですが、疾患別プログラムマネージャーたちのみならず、本当にたくさんのドナーたちが一緒にテーブルにぴたっとついて、頭を突き合わせて計画を練る。保健省がしっかりNTD対策プログラムのリーダーシップを取っている証拠。
そして面白かったのが、テーブルについたのが20人くらいだったんだけど、白人1名(NGO)のほかは、数名のアジア人と現地セネガル人のみ。アフリカのこういうテーブルでこんなにたくさんのアジア人を見るのは珍しいので、不思議かつ嬉しかったです。香港系カナダ人(コンサル)、韓国人(NGO)、日本人(JICA)、そして私。
さらに驚いたのが、セネガルの食卓に普通にのっかっていたベトナム揚げ春巻き。名前も「Nem」とベトナム語のまま!なんでも、フランス植民地であった時代に、同じくフランス植民地であったベトナム人が結構連れてこられたみたいで、ベトナム料理が普通にセネガル料理に混じっていったそう。そもそもセネガル料理は、『白米+魚・肉』っていう感じなので、日本人的にばっちりです。海の無いスイスから来ると、毎日海の魚を食べられるのが幸せであります。日本人はやっぱ海の子ですね。ひたすら海産魚食ってます。
もうひとつの驚き、というか感動。途上国では、テニスやバドミントン、卓球、のように楽しめるスポーツは見るのですが、基本的に苦しいだけで、「自分との戦い」的スポーツの代表であるマラソン、ジョギングをしている人を見ることはないのです。でもダカール、ジョギング人口の多いこと!夕暮れ、海沿いの道路をたくさーんのセネガル人が、ジョギングウェアに身を包んで、走る、走る。自分も走るくせに、なんのために?自分のために?健康のために?と思わず問いかけてしまいたくなる光景でした。いいぞ、ダカール人!
それにしても、基本的に仕事中も仕事外も会話はほとんどフランス語なので、特に会議中は集中力使いすぎて、本当に疲れるよ。まぁ、私はたいがい喋る時はあきらめて同僚アンゴラ人に通訳してもらっているだけど(笑)。超インテンシブフランス語講座を受けている気分です。モチベーションもあがるってもんですわ。ジュネーブに戻ったら、もう一度頑張ろう。。。
タクシーの車窓から。青い空、青い海。
ブーゲンビリアが咲きほこる。
今週中に全タスクを終わらせられるように、今日もがんばるぞ。
週末は同僚たちと観光できたのですが、ネット環境が悪いのでは、続きはまた。
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グローバルに活躍しているあやちゃんの日記にはいつも励まされます!英語だけでひーひー言ってちゃ、いけないわ、私!!!
返信削除>ayanoちゃん
返信削除おー、そう言ってもらえると、照れると同時に書いてる甲斐もあるってもんです。ありがとう!いやいや、私もフランス語圏に住んでるっちゅうのに、完全に怠けてましたが、今回ひしひしと「あー、ちゃんと1年間まじめにやっときゃよかった!せっかくのチャンスだもん、無駄にしちゃいかんなぁ。」と後悔を感じております。帰ったら頑張るろ!