本島というのは、あまり正しくないUngujaの呼び名なんだけど、ザンジバル政府の主要機関が全てUngujaにある、という意味では本島といってもおかしくない、ってことで。
2週間の熱帯病管理コースが終わり、コース参加者は全員Ungujaで1泊(数人はUngujaに数泊)してから、それぞれの国へ帰国することになっていて、私はその後もPembaに残るわけですが、最後の夜をみんなと過ごすために、一緒にUngujaまで2泊の週末旅行へ出かけました。
人生最小のフライト、10人乗りで・・・。パイロット1人。隣の操縦席には乗客・・・。
「座席の後ろのポケットにライフジャケットが入っています」
入ってないし。
そして、操縦席にコカコーラ。
Ungujaは、Pembaと同じ国とは思えないくらい活気のある町でした。敬虔なイスラム教徒ばかりが住み、よって酒もたばこも街中ではなかなか拝見できず、レストランは皆無、観光客も皆無で、タンクトップや短パンでは決して町を歩けないPembaとは違い、Ungujaはまるで欧米の観光地。白人観光客があふれ、イタリアンレストランがいっぱいあり(なぜかザンジバルにはイタリア人が多い)、道を歩けばお土産売りやタクシー運ちゃんが客引きの声をかけてくる。でも、UngujaとPembaの両方に共通するのは、町の人の良さ。インドなんかの激しくしつこい客引きと比べ、こちらの客引きはみな、とっても控えめ。むしろ微笑ましくなるくらい良心的(笑)。何の見返りも求めずに、町中をガイドしてくれた青年すらいます。
2週間の密着生活でもはや家族のように仲良くなった私たちは、最後の夜は明け方までみんなで浜辺のイタリアンレストラン&バーで飲んで踊って語らって、翌日もぴったりくっついて過ごして、最後の別れは涙涙でした。今回出会った仲間たちはみんな、聡明かつ暖かく明るく愉快な子ばかりで、本当に全員大好きでした。ヨーロッパのみんなとは近々の再会を祈って。アフリカ各国へ戻るみんなには、必ず各国を訪問することを誓って。
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