ただいまザンジバル(ペンバ島)に到着。長旅でした。。。。
当初の予定は、朝6:55のフライトでジュネーブ発アムステルダム経由ダルエスサラーム、ダルエスサラームで1泊して、翌日ダルエスサラームからザンジバル経由ペンバ行きの飛行機、でした。
そのアムステルダム発ダルエスサラーム行き飛行機が、途中でキリマンジャロ空港に降り立つなんて、しらなんだ私。当然「到着早まったんだ~」と喜んで、飛行機が降りたつや否や、他の乗客と一緒に飛行機を下り(だって、みんな下りてたんだも~ん)、税関の通り、荷物が流れてくるのを待てども待てども、荷物が来ない・・・。
しばらく待って「おいおい、初日から荷物紛失の洗礼かよ~」とBuggage Claimへ行ってチケット見せると、担当兄ちゃんが「おーのー・・・ここはキリマンジャロ空港であって、ダルエスサラーム空港は次の駅だよ」と。「・・・・・へ?」
その間に、窓の外には、いまにも飛び立つべくグイーーーンと大きな音を上げてモーター回転させている我が飛行機が・・・。
「兄ちゃん、お願い!止めて!今走って飛び乗るから!!!」
「無理だよ、もー。Too late。」
呆然
今思えば、確かに一緒に下りた乗客みんな、いかにも登山します的な、Expeditionとか書いたキャンプ道具とかいっぱい持ってたわ・・・キリマンジャロ登山者だったのね。
しかし、その後優しい兄ちゃんは、「君が今すべきことは、あれとこれとこれ!」と、外に待ってるタクシー運ちゃんたちを呼んで、安くて安心で近場で、なおかつちゃんとタオルと石鹸はあるゲストハウス(なにせ、荷物がない)をみんなで相談して、値段も交渉して、さらに、「明日、一番最初のダルエスサラームへのフライトは7時半だから、6時に空港に来て、チケットを買え」と的確なアドバイスをくれました。
で、本当だったら、同僚(タンザニア経験者)がジュネーブから国際電話かけて予約とってくれた高級ホテル(私にとっては)に泊まって、これからのペンバ1ヶ月生活前に向けて、ゆっくり寝る、という予定が、キリマンジャロの麓の小さな小さな格安ゲストハウスに泊まるはめとまりなした。なはは。
お部屋は、学生調査・旅行時代にあちらこちらで泊まっていたゲストハウスたちと、まさに瓜二つ。でも安いし、清潔だし、タオルも石鹸もトイレットペーパーもついているし、蚊帳も張ってあるし。唯一の問題は、せっかくお湯が出る蛇口がついていても、5分起きに停電になるもんで、もちろんお湯は出ず。ひさびさの水シャワー(キリマンジャロ麓は、結構寒い)、かつてのタイ生活を思い出して、足元から少しずつ上に向かって水を浴びていく、と若干寒さを凌げる(タイ時代は、なおかつシャワー浴びる前にジョギングして、汗だくになっておく)、という技を使いながら、結構Exciteしている自分がいました。やっぱ、これだよね~、みたいな(笑)。蝋燭の灯だけで眠るのも、悪くない。
そんなわけで、紛失したのは荷物ではなく、搭乗者のわたし、なキリマンジャロの夜でした。
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すごい、うけちゃったけど、笑い事じゃない、のかな、いや、体が無事だからいい、かな、いやー荷物来ない、から、現在地を指摘される迄のところがクライマックスだね。プププ。
返信削除お湯が出にくいゲストハウスでの身の処し方を身につけてるのがすごいわ。ジョギングして汗だくって!
おつかれさま!
返信削除私も、めちゃんこうけちゃいました。うんうん、荷物ー>空港違うよ、ネタ的に最高です。aYaどん、経験値上げてるねぇ〜!
水シャワーの時は足下からすると良いのね、なんかの時のために覚えとこうっと。
あれ、投稿失敗したかしらん。通称たまちゃんです。
返信削除あやさんでもやらかすんだねぇ。でも僕が同じ事やらかしたら一日ぐらい呆然としてそう(含むゲストハウス体験)。
何せ、お疲れ様でした。
>se_co
返信削除いや~、笑い事じゃない、といいたいけど、私も笑っちゃったわよ。もう自分に呆れて笑うしかないといいましょうか(苦笑)。キリマンジャロ(山)は生憎見れなかったけれど、かの有名なキリマンジャロ(しかも、出発前に父とキリマンジャロの話をしていた)のふもとに来れただけでも、ある意味ラッキーだったということにします。
>ちい
なんの経験値だ!(苦笑)そう、水シャワーって、結構辛いの、特に涼しいとき。ただ心臓止まりそうになるけど、意外と最初の一瞬を乗り越えるといける。でも、やっぱりお湯が恋しいわ。お湯じゃないと、ちゃんと汚れが取れてない気がするのよね。
>たまちゃん
あやさんでも、余裕でやらかしました。いやー、抜けすぎでしょー(笑)。まだまだ経験が足りん。でも結構楽しんでいる自分に、「随分肝っ玉据わったな~」と関心したりして(苦笑)。