私がステイしているPembaのお家には、ジェネレーターがありまして、停電の度に活躍してくれます。といっても、音がうるさいので、近所迷惑も考え、22時頃には消すんですが。
そのジェネレーターが置いてある小さな小屋に最近お腹の大きな猫ちゃんが住み着きまして、先週赤ちゃんを3匹産んだのです。父猫は不明。
そして、おとといの夜、停電。ジェネレーターはとにかく激しくうるさいので、猫ちゃんが心配。家の電気を取るか、猫一家の平穏を取るか・・・。試しにジェネレーターをつけてみると、母親猫ちゃん、恐れおののいて鳴き叫びます。まるで私たちに訴えかけるように。で、結局多数決3対0で、猫一家の平穏を取ることに。人間3人(私+イタリア人医師夫婦)はケロセンランプの元に夜を過ごしたのでした。
で、昨日再びの停電(苦笑)。さて、どうするか。住人3人+お手伝いの女の子1人+門番(80歳のおじいちゃん、苦笑)の計5人での話し合いの末、きっとジェネレーターがなり続けてたら、猫ちゃんたちは寝床を移すだろう、とのことで、ジェネレーターつけて待ってみること15分。案の定、恐れおののきながらも、勇敢な母猫は、赤ちゃん猫を一匹一匹口にくわえては、安全圏へ移動させ、我が家の台所横のスペースに見事引越しを果たしたのでした。で、一応敵から守るために、開いた段ボール箱を献上してみました。人間より動物のほうが賢い、これ世の常識。そして、母強し。赤ちゃんくわえたまま、確実に安全な寝床を見つけるまで、我が家の敷地内を真っ暗な中(私がずっと懐中電灯かざしてましたけど)長いことうろうろしてました。それにしても、30分、5人で猫一家を囲んで、全員懐中電灯やらケロセンランプやら抱えてあたふたして、一大事でありました。
今夜は電気あるといいな~。
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「人間より動物のほうが賢い、これ世の常識。」
返信削除そうなのねー、そういわれてみたらそうよね。
動物はなんだかいつでも冷静で、やるべきことがわかっているように見える。
人間はよけいなこと考えすぎちゃうのかもねー。
みんなで猫を囲んで、やさしいっす、かわいいっす。うふふ
>se_co
返信削除これがまた、猫ちゃんの引越し先が水ポンプの横で、水ポンプを動かしたら、猫ちゃん一家は再びジェネレーターの元に戻ってしまい・・・昨日は電気あったから良かったけれど、とりあえず人間一家で相談して、赤ちゃん猫が自分で歩けるようになるまでは、ジェネレーターなしで過ごしてみよう、との結論に達したところ(笑)。