2010年12月28日火曜日

モロッコに行ってみた。

約束どおり、風邪を押してモロッコ旅行へ行って来ました。3泊4日。

実は行く前に、モロッコに行ったことがある、という日本人の女性数人から「全く良い思い出がない。」「唯一覚えているのは、朝食のオレンジジュースが美味しかったことです。」「美味しいものがないよ。」「ひったくりがいっぱいで危なかった。」「観光ガイドや客引きが激しくて、怖い。」等等、散々な感想をいただいていたのですが(泣)、実際に行ってみたならば・・・

ご飯はおいしーし!
観光ガイドなんて、全然寄ってこなかったし!
客引きも、みなさんとっても謙虚でむしろ期待外れなくらいだったし!
街の人々はとっても親切で!
道がとってもクリーンで(ゴミがひとつも落ちてないと、ナムさんが感動)
アフリカでありながら、中東でもあり、地中海地方にもあり、元フランス植民地で、ムスリム国でもあるモロッコは、とても美しい文化を持ち、人々は誇り高く、とても好印象に終わりました。

きっと、上の感想をくれた方々はみなさん、とっても美しく可愛らしく典型的な(?)大和撫子さん(風)だったから、狙われちゃったのね。そして、全然狙われなかった私とナムさん・・・。


マラケシュ


朝6時出発で、ジュネーブから直通片道3時間でマラケシュへ到着。

滞在は、Riadと呼ばれる、モロッコの伝統的な中庭つきの一戸建てをゲストハウスに改築したところにしました。マラケシュ中に山ほどあります。





屋上で食べる朝ごはんの、パンケーキみたいなパンがふわふわで美味。そして噂どおり、絞りたてのオレンジジュースが美味すぎでした。町中いたるところにオレンジの木が生えてたし、街の市場にもいっぱい絞りたてオレンジジュースの露天が出てました。1杯40円くらい。



目を見張る美しさのバヒア宮殿。19世紀後半にある大臣が4人の妻と24人のお妾さんのために造ったそうで、映画「アラビアのロレンス」のロケがここで行われたそう。





迷路のように路地が入り組んだメディナというエリアに、小さなお店がぎっしり詰まっています。



薬局。モロッコの薬草とかお茶とか色々。朝鮮人参的なものを「天然のバイアグラ」と売っていた。





メディナの中心が広場になってて、お店がいっぱい。猿使いやコブラ使い(笛を吹いたら、コブラが踊る)がいます。夜にはここが、ご飯の露天で溢れます。



そこで食べた得意のゲテモノ料理をご紹介します。

かたつむり。フランス料理にもエスカルゴがありますが、このかたつむりは、なんだか、「あなた、よくアジサイの葉っぱについてましたよね」的身近な雰囲気のカタツムリさんで、目も出てるし、何でも食べるベトナム人であるところのナムさんが、予想外にひよってました(ベトナム人的に、色んなハーブで臭みを殺さないと駄目らしい)。地元民が美味しそうに食べてるので、2人で必死に完食しましたけども。コリコリしてるかと期待したら、ぶにょぶにょでした。



それから、こちらの屋台の上に見えます・・・





羊の乳(右)と臓物。乳ははっきり言って、脂肪の塊。



そして、羊の脳みそ。これは、白子のようで美味でした。



もちろん、普通のものも食べました。モロッコの代表的料理、タジン鍋。どこへ行ってもタジン鍋です。円錐形のタジン鍋に、お肉やたくさんの野菜を詰めて、蒸し焼きにした鍋物で、フランス料理のポトフを煮詰めた雰囲気でこれも美味です。



長くなったので、続きの街Ait Behhadouは、次回にします。

3 件のコメント:

  1. とりあえず、時間がないので手早くお返事します。本当にありがとうございました。お元気そうで何よりでした。

    突然押しかけてどたばたと出て行く形になりすみません。汗

    では、また今度お返事します!

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  2. >ひで介くん

    無事でなにより。イタリアどう?!こっちこそ、時期が時期で色んなところに連れてってあげられなくて残念でした。今度は夏来てね!

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