今週は、通い夫ナムさんが大学の都合でジュネーブに戻って来れなかったのですが、1人でなかなかにRelaxingかつProductiveな週末でした。
土曜日
まず朝からレマン湖の周りを10キロジョギングしました。ちょうど1時間。というのも、あたくし、職場の先輩たちと一緒に、4月早々に行われるプラハハーフマラソンへ参加することにしてしまいましたんです!もちろんナム氏も。登録して、ホテルも航空券も取ったら、さすがに尻に火がつきました。。。昼休みと週末に練習の日々であります。
ジョギングの後は、来週の出張をより快適にするお買い物へGO。
①コーヒーフィルターつきミニケトル!
朝、部屋でどうしてもコーヒーを飲みたいので、出張にはいつもケトルは持参するのですが、スーツケースのスペース節約のため、一番小さいサイズを購入。したら、カップのみならず、コーヒーフィルターまでついてたので、旅先で美味しいコーヒーが飲めますだ。
②フォーマルに見えて(つまり、出張に履いていける)、尚且つジムでジョギングもできそうなスニーカー!
えへへ~。よく見ると、でかでかと「FOR KIDS」と書いてありますが、気にしない。子供用だろうが、サイズが合えば、ええのです。
日曜日
朝から出張の準備をしつつ、どうしても今日中に読み終わりたい疫学本をひたすら読みつつ、誕生日のオフィスメートと来週アメリカ地域事務所に異動する同僚にクッキーを焼きました。
ん~、あまり美味しそうに見えないけど、味は悪くないのよ、とほほ。
異動する同僚A氏は、「この人がいたからこそ、いまのあたしがある」そして「この人がいたからこそ、チームもなかよく、自分の居場所もできた」と言っても過言ではないほどに大切で大好きな2歳上の先輩。彼に教えてもらったことは数え切れず、毎日わたしのオフィスに来ては、横でオペラを熱唱するわ、仕事を邪魔するわ、勝手に人のお菓子を食べるわ、な人ですが、だからこそ大の仲良しになれたし、何でも相談できる貴重な存在。色々似たもの同士でもあり。彼の存在にどれだけ助けられたことか。彼が横で熱唱してくれない日々はまだ想像できないけれど、この異動は彼のキャリアのビッグステップなので、心から応援します。スカイプあるしね。じじーん。
彼とは、一生一緒に仕事をしていく気がするので、「大きくなって帰ってこいよ~」と送り出したいと思います。
最後に、友人にうけた、A氏にまつわるエピソード。
一緒にカメルーンに出張したときのこと。最終日、フライトは夜中だったんだけど、部屋は朝チェックアウトせねばならず。でも、ホテルの計らいで、「1部屋だけなら、ただで夜まで延長してくれる」とのこと。で、A氏は私の部屋に移動したのですが、出発前、A氏がシャワーを浴びている間、同じ部屋のベッドの上にPCを引っ張り込んでジュネーブの友とチャットしていたわたし。すると風呂から大声で真剣に歌うA氏の声が。
「サラガドゥーラ メチカブーラ ビビデバビデブー♪ たらら たらら たららら ビビデバビデブー♪」
シャワー出るまで熱唱してました、A氏。すごく頭良くて、歩くWikipediaと私は呼んでる人なんだけど、ちょっと変なんだよね。愛すべきA氏。そして、ビビデバビデブーは、万国共通なんだね。
2011年2月28日月曜日
ニョロニョロ会議と夢
先週水曜日は1日、今使用されている駆虫剤の効果に関するテクニカル会議だったのですが、夜、ボスに、面白い会議に連れてってもらいました。
内緒の部屋(寄生虫学者の大御所1が奥さんと2人で短期滞在していた駅前ビルの最上階のアパートの部屋)で、ベルギー産のサボテン酒(大御所1がベルギー人)を飲みながら、某ビッグドナーが、会議に参加していた、寄生虫学者の大御所2人と我がボスの3人だけに対して、
「お金があったら、『本当に本当に本当に今一番必要で、その結果(データ)が確実に○○症対策を前進させる』という研究テーマをあげて」
と、インタビューする、という会。
私と、もうひとり、大御所1の秘蔵っ子ポスドク君は、その輪の中で、まだまだ提案なんかできる立場じゃないけれど、みんなのディスカッションを聞いているだけで、わくわく、わくわく。こうやって、世界(といっても、寄生虫対策というマイナーワールドだけど)を動かしていくんだな、このひとたち。そして、これこそ研究者の醍醐味だなーと。ただ論文の数を増やすために、或いは興味本位だけで研究するんじゃなくて、本当に本当に今必要とされている事実を突き止めて、発表して、それを我々が使って、戦略を立て直していく。そうやって立て直された戦略が確実にImplementされることで、病気の伝播が止まって行く。
熱帯病対策に限らず、世界はどう動いてて、どこに向かって進んでて、世界が前進するのを防いでいる、或いは前進を遅らせている壁があるとすれば、それを打開するためには何が必要か、を考えて、それを打開するために必要な事実を研究で解明して、壁を破って、先に進める。これこそ Evidence-based policy。
って、なぜこんなに自分の中で熱弁しているかというと、会議の間でも研究者さんの中には、やたら自分のチームがやっている研究成果を山のように発表したあげく、こっちが昨年研究協力することを約束した肝心のタスクは完全に忘れ去られていて、こちらとしては「で?我々があなたたちのグループにお願いしたのは、これとこれとこれを明らかにすること。それが分からないと、○○症対策は前進できない。PCRとか Genotpyingとか今を華やぐ華麗な研究で論文数増やすのは結構だけれど、研究協力を約束している以上、その責任をちゃんと果たしてください」という人たちが若干名いて。しかも、巷では世界に名だたる某大学・・・。研究自慢は学会でやってください。ここは、特定のポリシーを決めるためのテクニカル委員会会議。
ここに連れてきてくれたボスに感謝。
ちなみに、興奮して床についたその夜、「頭にシラミが発生して、その卵がでかい上に、なぜか卵が孵化するとシラミの若虫ではなく、ニョロニョロの回虫が出てきて、おかあちゃんに「取ってくれ~」と頼んでいる(小さい頃、確かにシラミが頭に住み着いて、母上によく卵をつぶしてもらっていました)」という摩訶不思議な夢を見ました。1日中回虫のこと考えてたからかな(笑)。しかも、同僚に話したら「うえ~」って言われたけれど、本人は至って冷静だったという・・・。
内緒の部屋(寄生虫学者の大御所1が奥さんと2人で短期滞在していた駅前ビルの最上階のアパートの部屋)で、ベルギー産のサボテン酒(大御所1がベルギー人)を飲みながら、某ビッグドナーが、会議に参加していた、寄生虫学者の大御所2人と我がボスの3人だけに対して、
「お金があったら、『本当に本当に本当に今一番必要で、その結果(データ)が確実に○○症対策を前進させる』という研究テーマをあげて」
と、インタビューする、という会。
私と、もうひとり、大御所1の秘蔵っ子ポスドク君は、その輪の中で、まだまだ提案なんかできる立場じゃないけれど、みんなのディスカッションを聞いているだけで、わくわく、わくわく。こうやって、世界(といっても、寄生虫対策というマイナーワールドだけど)を動かしていくんだな、このひとたち。そして、これこそ研究者の醍醐味だなーと。ただ論文の数を増やすために、或いは興味本位だけで研究するんじゃなくて、本当に本当に今必要とされている事実を突き止めて、発表して、それを我々が使って、戦略を立て直していく。そうやって立て直された戦略が確実にImplementされることで、病気の伝播が止まって行く。
熱帯病対策に限らず、世界はどう動いてて、どこに向かって進んでて、世界が前進するのを防いでいる、或いは前進を遅らせている壁があるとすれば、それを打開するためには何が必要か、を考えて、それを打開するために必要な事実を研究で解明して、壁を破って、先に進める。これこそ Evidence-based policy。
って、なぜこんなに自分の中で熱弁しているかというと、会議の間でも研究者さんの中には、やたら自分のチームがやっている研究成果を山のように発表したあげく、こっちが昨年研究協力することを約束した肝心のタスクは完全に忘れ去られていて、こちらとしては「で?我々があなたたちのグループにお願いしたのは、これとこれとこれを明らかにすること。それが分からないと、○○症対策は前進できない。PCRとか Genotpyingとか今を華やぐ華麗な研究で論文数増やすのは結構だけれど、研究協力を約束している以上、その責任をちゃんと果たしてください」という人たちが若干名いて。しかも、巷では世界に名だたる某大学・・・。研究自慢は学会でやってください。ここは、特定のポリシーを決めるためのテクニカル委員会会議。
ここに連れてきてくれたボスに感謝。
ちなみに、興奮して床についたその夜、「頭にシラミが発生して、その卵がでかい上に、なぜか卵が孵化するとシラミの若虫ではなく、ニョロニョロの回虫が出てきて、おかあちゃんに「取ってくれ~」と頼んでいる(小さい頃、確かにシラミが頭に住み着いて、母上によく卵をつぶしてもらっていました)」という摩訶不思議な夢を見ました。1日中回虫のこと考えてたからかな(笑)。しかも、同僚に話したら「うえ~」って言われたけれど、本人は至って冷静だったという・・・。
2011年2月14日月曜日
井の中の蛙、大海へ。
金曜の夜からジュネーブにて、バレンタイン・バドミントン・トーナメントなるイベントが開催されまして、所属チームの仲間たちとアマチュアの部へ参加してまいりました。普段は所属機関チーム内でばかり練習してる井の中の蛙である私たち、時々大海に出てみるのは重要です。
無謀にもコーチ(兼同じ部局・チームの同僚)にのせられて(騙されて?)、女子シングル+女子ダブルス+混合ダブルス(男子と女子のミックスダブルス)の全種目に登録してしまったあたくし。あはは。
結果からいいますと、女子シングルは、体力ぜんぜん持たず。老体はもう10代、20代には勝てません。。。男子シングルなんか、優勝者は12歳くらいの男の子だったからね。。。体の軽さに見とれたよ。
女子ダブルスも残念ながら1勝2敗で破れ。いや~大海は広かった。
でも混合ダブルスは、パートナーに恵まれ、結局日曜のセミファイナルまで残り、結果アマチュアの部3位入賞。実は内心1位を狙っていましたので、くやしかったなぁ。でも今後の課題や自分のWeaknessが見えて、次のトーナメントに向けて俄然やる気です。
そんでもって、これはアマチュア部。隣のコートのランセンス保持者たちの試合は本当に美しかった。世の中、上には上がいます。モチベーション上がりました。
ちなみに3位入賞の賞金はコスメセットでした。2位はなんとYONEXの素敵なラケットバッグ。そして1位は現金200フラン!今度こそ賞金狙ったる~。
スポーツ続きで、実は先週末も、疲れる体に鞭打って、人生初のクロスカントリースキーに挑戦してきました。
ちなみに・・・わたくし、これまでの人生、一度もスキーを体験したことはありません。一緒に行ったナムももちろんのこと。
そして体験したクロスカントリースキー、これは恐ろしく体力を要するすごいスポーツでありますね・・・。アルペンスキーは、上りはリフトで、帰りをしゅーっと降りてくる楽しいスポートであると理解しているのですが、クロスカントリースキーは、スキーより細いスキー板を履いて、つるつるすべりながらも、腕の力をフルパワーに使って(うまい人はたぶん、違う)坂道を上に上に上り、下りをすーっと降りて、また上り、上り、すーっと降りて、また上り・・・の繰り返し。
結局3キロコースを3回回ったのですが、もう汗だくで、翌日は腕が筋肉痛で動かず、脱衣すらできない始末で、野菜切るのに腕が痛いので、肩を使って包丁を振り下ろしたら、指を切るという大惨事。副作用大でした。でも、基本的に苦しいスポーツが好きなので、充実感満点でした。
ただし・・・、みんなが唯一楽しんでいた下りが、普通に滑っているように見えたかもしれませんが、内心怖くて怖くて。自分でスピードをコントロールできない、という事態が(上手い人は、たぶんコントロールできる)とても苦手だ、ということに気づきました。ジェットコースターもだめだしね。自分を知る、と言うのは重要です。あ~怖かった。たぶんアルペンスキーも無理。冬はスノーシューに専念いたします(笑)。
ちなみにナムは、アイススケートとかツルツルの上でバランスを取るものが苦手なので、これも難しいかと思いきや、意外に楽しんでいて、今度はアルペンスキーにも大いなる興味を抱いていました。がんばれ。
さて、この日はとっても天気の良い日だったので、帰りにものすごいアルプスの絶景が拝めました。道行く人がみんな車を止めて見とれていました。体に鞭打った甲斐がありました。Super-refreshing!
たぶん、真ん中がモンブラン。
さて、明日はまた筋肉痛と戦います。
無謀にもコーチ(兼同じ部局・チームの同僚)にのせられて(騙されて?)、女子シングル+女子ダブルス+混合ダブルス(男子と女子のミックスダブルス)の全種目に登録してしまったあたくし。あはは。
結果からいいますと、女子シングルは、体力ぜんぜん持たず。老体はもう10代、20代には勝てません。。。男子シングルなんか、優勝者は12歳くらいの男の子だったからね。。。体の軽さに見とれたよ。
女子ダブルスも残念ながら1勝2敗で破れ。いや~大海は広かった。
でも混合ダブルスは、パートナーに恵まれ、結局日曜のセミファイナルまで残り、結果アマチュアの部3位入賞。実は内心1位を狙っていましたので、くやしかったなぁ。でも今後の課題や自分のWeaknessが見えて、次のトーナメントに向けて俄然やる気です。
そんでもって、これはアマチュア部。隣のコートのランセンス保持者たちの試合は本当に美しかった。世の中、上には上がいます。モチベーション上がりました。
ちなみに3位入賞の賞金はコスメセットでした。2位はなんとYONEXの素敵なラケットバッグ。そして1位は現金200フラン!今度こそ賞金狙ったる~。
スポーツ続きで、実は先週末も、疲れる体に鞭打って、人生初のクロスカントリースキーに挑戦してきました。
ちなみに・・・わたくし、これまでの人生、一度もスキーを体験したことはありません。一緒に行ったナムももちろんのこと。
そして体験したクロスカントリースキー、これは恐ろしく体力を要するすごいスポーツでありますね・・・。アルペンスキーは、上りはリフトで、帰りをしゅーっと降りてくる楽しいスポートであると理解しているのですが、クロスカントリースキーは、スキーより細いスキー板を履いて、つるつるすべりながらも、腕の力をフルパワーに使って(うまい人はたぶん、違う)坂道を上に上に上り、下りをすーっと降りて、また上り、上り、すーっと降りて、また上り・・・の繰り返し。
結局3キロコースを3回回ったのですが、もう汗だくで、翌日は腕が筋肉痛で動かず、脱衣すらできない始末で、野菜切るのに腕が痛いので、肩を使って包丁を振り下ろしたら、指を切るという大惨事。副作用大でした。でも、基本的に苦しいスポーツが好きなので、充実感満点でした。
ただし・・・、みんなが唯一楽しんでいた下りが、普通に滑っているように見えたかもしれませんが、内心怖くて怖くて。自分でスピードをコントロールできない、という事態が(上手い人は、たぶんコントロールできる)とても苦手だ、ということに気づきました。ジェットコースターもだめだしね。自分を知る、と言うのは重要です。あ~怖かった。たぶんアルペンスキーも無理。冬はスノーシューに専念いたします(笑)。
ちなみにナムは、アイススケートとかツルツルの上でバランスを取るものが苦手なので、これも難しいかと思いきや、意外に楽しんでいて、今度はアルペンスキーにも大いなる興味を抱いていました。がんばれ。
さて、この日はとっても天気の良い日だったので、帰りにものすごいアルプスの絶景が拝めました。道行く人がみんな車を止めて見とれていました。体に鞭打った甲斐がありました。Super-refreshing!
たぶん、真ん中がモンブラン。
さて、明日はまた筋肉痛と戦います。
2011年2月6日日曜日
Trung vit Lon!
2011年2月5日土曜日
木を見て森も見る。
ひょえ~、気づいたら、もう2月だよ。1月はまさに矢のごとく飛び去っていきました。ダッシュで走り続けた感じ。
今年の抱負の1つに挙げたと『Scientificな仕事をできるチャンス』がしょっぱなから到達し、ボスにはきっとできないこと(技術的に、じゃなくて、時間的に)、そして「おっ!」とボスを関心させることをやってやろうと、自分の中で企画を考えては論文やテクニカルレポート、あらゆる文献を読みまくって読みまくって、無い頭をひねって、形にしていく。1つ終わっては、ボスに見せて、次の目標を掲げて、それに向けてまた走りだす、というのの繰り返し。
1月は我が機関のLibraryに頻発し、司書さんに「またやってんの?」と苦笑されながら(自分が生まれる前の古い文献だし、寄生虫だし、笑)、担当する熱帯病の対策戦略を作り上げるに至った科学的根拠を辿って、辿って。とにかく時間が足りないから、毎朝6時に起きて(オフィスまで車で5分の所に住んでいるので、これで、朝3時間くらいの猶予ができるのです)読んで読んで、夜も家に着いたとたん、ご飯茶碗片手に読んで読んで。熱帯病の伝播対策の基本になっているのは、たいがい伝播要因を盛り込んで作られた数学モデルなんだけど、これをしっかり理解して、願わくば応用すべく、先週から数学の得意なナムさんに講義を受けながら、悪戦苦闘しています。もう、微分積分ってなんだっけ?のレベルからやり直しですよ。数独を1日中解いてるような脳の疲労感を感じつつ、今日も数学であります。
ちなみに、超低血圧なので朝起きるのは全然得意じゃないんだけれど、本当に本当に必要を感じたら、当然ながら起きれるもんだね。あと、米100ドル札のベンジャミン・フランクリンも、色々なことを成し遂げるために毎朝5時起きだった、と読んで、刺激を受けてみたり。尊敬する大大ボスも、毎朝6時にオフィスに来てるって言ってた。あっしもがんばるんです・・・。
ベンジャミン・フランクリンの生活パターン
この一連の作業で、担当する熱帯病がどれだけ古い歴史を持っているか、ここ数年を見ていると、動きがとてもスローに見えたのが、もっと長い時間軸で見てみると、科学・技術の発展の積み重ねによって、確実に前に向かっていることが分かったり、「この戦略をどうして誰も見つけないの?」って密かに疑問に思っていたことが、科学的にどうしてそれを見つけるのが難しいのかが分かったり。木を見て森も見ることの重要さを再認識しています。
昨日は部署内で今後を大きく変えることになるかもしれないミーティングがあったんだけど、頭の回転は速いし、面白いアイデアがぽんぽん出てくるので尊敬してるんだけど、典型的O型で細かく砕いて計画を立てたり、ロジカルに説明するのが苦手なボスを補完すべく、裏で頑張ったおかげで、最終的にはミーティングも上手くいって、影の動きも評価してもらえて、さらに大きなGood(?) newsも飛び込んできたりして、当分は忙殺されながらも面白い日々が続きそうです。
来週さらに重要な会議があるので、その準備にまた走り続けます。
ついでに、その間の週末おうちご飯。
ジュネーブにはラーメン屋さんはもちろん無いんだけど、どうしてもラーメンが食べたくて、中華メンを使って自分でラーメンつくってみた。これはなかなかイケマシタ。誰か、ジュネーブでラーメン屋開いてくれないかなぁ。絶対儲かるよ。
ベトナム食材屋で買った冷凍うなぎを使って、うなぎの蒲焼も作ってみた。これは、見た目はいいけど、実はオーブンで作ったら、この世のものとは思えないほど硬いうなぎ煎餅になってしまって、大失敗だったのでした。もうやらない。
仲の良いお友達を呼んで、チーズフォンデュパーティ。和風だしを使った和風フォンデュにしました。明太子入れても美味しいんだって。疲れているときには、みんなでがははと笑うのが、一番のストレス解消だす。みんな、またやりましょね~。
今年の抱負の1つに挙げたと『Scientificな仕事をできるチャンス』がしょっぱなから到達し、ボスにはきっとできないこと(技術的に、じゃなくて、時間的に)、そして「おっ!」とボスを関心させることをやってやろうと、自分の中で企画を考えては論文やテクニカルレポート、あらゆる文献を読みまくって読みまくって、無い頭をひねって、形にしていく。1つ終わっては、ボスに見せて、次の目標を掲げて、それに向けてまた走りだす、というのの繰り返し。
1月は我が機関のLibraryに頻発し、司書さんに「またやってんの?」と苦笑されながら(自分が生まれる前の古い文献だし、寄生虫だし、笑)、担当する熱帯病の対策戦略を作り上げるに至った科学的根拠を辿って、辿って。とにかく時間が足りないから、毎朝6時に起きて(オフィスまで車で5分の所に住んでいるので、これで、朝3時間くらいの猶予ができるのです)読んで読んで、夜も家に着いたとたん、ご飯茶碗片手に読んで読んで。熱帯病の伝播対策の基本になっているのは、たいがい伝播要因を盛り込んで作られた数学モデルなんだけど、これをしっかり理解して、願わくば応用すべく、先週から数学の得意なナムさんに講義を受けながら、悪戦苦闘しています。もう、微分積分ってなんだっけ?のレベルからやり直しですよ。数独を1日中解いてるような脳の疲労感を感じつつ、今日も数学であります。
ちなみに、超低血圧なので朝起きるのは全然得意じゃないんだけれど、本当に本当に必要を感じたら、当然ながら起きれるもんだね。あと、米100ドル札のベンジャミン・フランクリンも、色々なことを成し遂げるために毎朝5時起きだった、と読んで、刺激を受けてみたり。尊敬する大大ボスも、毎朝6時にオフィスに来てるって言ってた。あっしもがんばるんです・・・。
ベンジャミン・フランクリンの生活パターン
この一連の作業で、担当する熱帯病がどれだけ古い歴史を持っているか、ここ数年を見ていると、動きがとてもスローに見えたのが、もっと長い時間軸で見てみると、科学・技術の発展の積み重ねによって、確実に前に向かっていることが分かったり、「この戦略をどうして誰も見つけないの?」って密かに疑問に思っていたことが、科学的にどうしてそれを見つけるのが難しいのかが分かったり。木を見て森も見ることの重要さを再認識しています。
昨日は部署内で今後を大きく変えることになるかもしれないミーティングがあったんだけど、頭の回転は速いし、面白いアイデアがぽんぽん出てくるので尊敬してるんだけど、典型的O型で細かく砕いて計画を立てたり、ロジカルに説明するのが苦手なボスを補完すべく、裏で頑張ったおかげで、最終的にはミーティングも上手くいって、影の動きも評価してもらえて、さらに大きなGood(?) newsも飛び込んできたりして、当分は忙殺されながらも面白い日々が続きそうです。
来週さらに重要な会議があるので、その準備にまた走り続けます。
ついでに、その間の週末おうちご飯。
ジュネーブにはラーメン屋さんはもちろん無いんだけど、どうしてもラーメンが食べたくて、中華メンを使って自分でラーメンつくってみた。これはなかなかイケマシタ。誰か、ジュネーブでラーメン屋開いてくれないかなぁ。絶対儲かるよ。
ベトナム食材屋で買った冷凍うなぎを使って、うなぎの蒲焼も作ってみた。これは、見た目はいいけど、実はオーブンで作ったら、この世のものとは思えないほど硬いうなぎ煎餅になってしまって、大失敗だったのでした。もうやらない。
仲の良いお友達を呼んで、チーズフォンデュパーティ。和風だしを使った和風フォンデュにしました。明太子入れても美味しいんだって。疲れているときには、みんなでがははと笑うのが、一番のストレス解消だす。みんな、またやりましょね~。
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