小さなキリマンジャロ空港では、昨日税関の兄ちゃんだった人たちが、チェックインカウンターも、搭乗口でのチェックも全てやるんですが、その兄ちゃんたちが「間違えてキリマンジャロに降り立った小さな日本人」として最後まで覚えていて、やっとダルエスサラームに飛び立つときには「Bye bye Aya!」とお別れされました(苦笑)。っつうか、あんた、税関で「ここはダルエスサラームじゃない」って教えてよ!と言いつつも、まぁ最終的には間違えた自分の責任だから、仕方ないね。
ところでチケット購入するときのこと。
以前ザンビアに行ったときにも経験したことですが、ここタンザニアでも中国人の印象が極めて悪い。そして、彼らに日本人と中国人の違いは分かりません。
チケット販売オフィスに入ると「全席満席で、今日は無理だよ」といわれ「いやいや、そりゃ困る。どうしても今日ダルエスサラームに着いて、14時のペンバ行きの飛行機に乗らなくちゃいかんのだ!頼む!」と答えると、「Chinese?」「Japaneseだよ」「じゃあ、席ある。大丈夫。」なんだそれ(苦笑)。
ザンビアじゃ、中国人に見えるだけで身の危険すら感じた程。頼むよ、中国人。
日本人、アフリカにて汚名(?)撤回するためにも、プレゼンス高めて、頑張らなくちゃあかんなーと思います。
なにはともあれ、こんな小さなPrecision Air(はじめて聞いたよ)で7時半にキリマンジャロを出発し、8時半には無事ダルエスサラーム到着。
で、前夜予約を取ってあったHoliday Innは、キャンセルしなかったから、どうせ1泊分お金を取られます。じゃ、12時チェックアウトぎりぎりまで、部屋を使い権利はあるでしょ、ということで、空港から直接ホテルへ直行。9時から12時までの3時間、ホットシャワーで疲れを流し、思う存分朝食ブッフェを食べ、1時間ふかふかベッドで仮眠を取る、と超貧乏根性で有効活用させていただきました。Holiday Inn、値段が値段だけに、サービスもよく、スタッフも皆フレンドリーで、あたくし大満足でした。
そして、再びダルエスサラーム空港の、今度は国内線専用ターミナルへ。これが、さらに小さく、田舎の列車駅のよう(苦笑)。チェックインもぎりぎりにすればよく、そのチェックインがまた、紙に名前を書いて終わり。座席番号もちろんなし。そして、ザ・12人乗り(苦笑)。プロペラ機です。まるで、お笑いの罰ゲームのような飛行機でしたが、窓からの素晴らしい眺めに恐怖も吹っ飛びます。あとはパイロットの腕を信じるのみ。ただし1時間の間に、途中ザンジバルの本島にも寄ってPembaへ行く、つまりアップダウンが激しいので、車酔いする人にはお勧めしないかも。
こうして、無事ペンバ入りを果たしました。